ベンチプレスのやり方・ポイント

ベンチプレスでは、大胸筋をメインに、肩や上腕三頭筋などの押すための筋肉が強化されます。
力の象徴として、パワフルな男性陣は大好きな種目です。
ベーシックなフォームやポイントをチェックしていきましょう。
ベンチプレスのやり方・ポイント
①目線とバーベルが同じになるくらいの位置に寝る

②肩甲骨を体の下側に潜り込ませるようにして胸を張る(胸郭を立てる)

この時、肩甲骨を寄せて胸を張るイメージはしないようにしましょう。
鳩尾のあたりが上から引っ張られているような状態にします。
ブリッジが組めると思いますが、腰は反らないように注意しましょう。
腹筋に力をかけておくことで、腰の反りを防ぎ腰痛の予防になります。
③お尻をベンチに付け、足は踏ん張りやすい位置で踵までつける

④真上にバーベルをラックアップする

⑤バーベルを胸の張りが最も高い位置(鳩尾の少し上あたり)に持っていく
この位置でもう一回、胸を張る

⑦バーベルを胸に当て、押し返す
バーベルを下ろすイメージでなく、胸をバーベルに当てにいくイメージで動作します。
バーベルを押し上げるよりも、自分をベンチに押し込むように力をかけます。
動作中は肘の真上に常にバーベルがある状態を作りましょう。
動作中に胸の張りが緩んだら、レップごとに胸を張りなおしてください。

ベンチプレスの注意点
基準をしっかり設けてやりましょう。
バーベルが胸につくまで下ろす、バウンドは使わない、お尻は浮かない、足は全面設置している、などの条件をクリアしている状態で挙上できたら1回とカウントします。
足上げや尻上げといった方法もありますが、それは応用なので、基本ができてから取り入れるか考えてみましょう。
胸までバーベルがつかないベンチプレスは、トレーニングとしてあまり意味がありません。
特にベンチプレスは「自称100kg」が多い種目です。
ちゃんとトレーニングしている人からは嘲笑されますので、ちゃんとやりましょう。
ベンチ100kgは筋トレしている人の間では、何かと基準として話題になりやすいです。
レギュレーション通りにベンチプレスが100kg挙上できる方は希少性が高いのでぜひ目指してみましょう。
ちなみに希少価値は低いので、自己満足の範疇だと心得ておくと良いでしょう。