インクラインダンベルフライのやり方・ポイント

大胸筋上部を狙って実施するダンベルのフライ系種目です。
まずは通常のダンベルフライを履修しましょう。
インクラインダンベルフライよりも肘角度を開くことで、軽重量でも強いストレッチ負荷を狙っていけます。
インクラインダンベルフライのやり方・ポイント
①セッティング
ベンチ角度は約30%に設定します。
ベンチ角度が大きすぎると肩に負荷が乗りやすくなります。

②スタート姿勢
オンザニーから寝転がり、ダンベルを上部に運びます。
肩甲骨を潜らせるように胸を張り、腰は反らないようにして踏ん張りましょう。
ダンベル角度は真横に近いですが、手首が楽になる程度に調整しましょう。

③動作
胸を張っていくようにダンベルを下ろしていきます。
肘の角度は90~120°程度にしておきましょう。
拳が鎖骨の少し下あたりと同じライン上になるようにダンベル操作します。
胸の上部にストレッチがかかるのを体感しましょう。
外側で弧を描くように動作を繰り返しましょう。


ダンベルフライ同様に、腕の付け根・脇上あたりにストレッチがかかっていく種目です。
安定性が低くポジション取りが肩・肘と少し複雑になるので、初心者はダンベルフライのみで十分です。
ストレッチがかかる際に腰を浮かせてより強く伸ばしたくなりますが、通常のダンベルフライと同じ負荷になるので腰は落としておきましょう。