石井直方教授、逝去

日本の筋生理学を牽引してきた石井直方教授が、2024年8月20日、癌を起因とする疾患により逝去されました。1
享年69歳でした。
石井教授は東京大学で筋生理学の研究を勤しんだのち、オックスフォード大学への留学などを経て90年代からは筋力トレーニングの研究に焦点を当てていました。
1999年には東京大学で教授に就任し、多数のメディアへの出演や著書の執筆などで、筋生理学、トレーニング科学の第一人者として活躍されていました。
石井教授はボディビルダーやパワーリフターとしても活躍した実績があり、学生時代では両競技において優勝を収めております。
卒業後は日本ボディビル選手権優勝やIFBBアジアボディビル選手権優勝、IFBB世界ボディビル選手権7位など、大変活躍されておりました。
偉大な研究者でありボディビルダーであった石井直方氏のご冥福をお祈りいたします。