運動の過大評価と食事の過小評価

運動の過大評価食事の過小評価

運動は過大評価され、食事は過小評価されています。

ダイエットにせよ筋肥大にせよ、食事が重要であることに変わりはありません。

運動は「新しく始めること」になるので、人はポジティブな印象を持ちます。

対して食事は「選択」です。

時には+αではなく、引き算をすることも必要になります。

「しないこと」を決めるのは、新しく始めるよりも感覚的にはネガディブに捉えられます。

「頑張っている感」も出づらく、運動のように疲れなどの即時的な反応もないので、なおのこと食事に対してはポジティブに取り組めない方が多い印象です。

ダイエット

多くの方が、ダイエットをするときは分かりやすく「何をするか」を考えます。

一番最初に「運動をして」と言い始め、次に「食事を〜」と来ることが多いです。

しかしダイエットの7割程度は食事で決まります。

運動はもちろんした方がいいですが、極端な話、食事がコントロールできていれば痩せます

なので初手は運動ではなく、食事から取り掛かるべきなのです。

実際一般的な運動で燃焼できるカロリーなど、たかが知れています。

それよりは、摂取する量を落としてしまう方がよっぽど合理的です。

厳しいですが、多くの人が願っているような奇跡は起きません。

地道にコツコツと日々を積み重ねた結果が、今の体型なのです。

筋肥大

筋肥大においては五分五分の比重といったところです。

トレーニングを行わなければ筋肥大のシグナルは発生しません。

ですから、一生懸命にトレーニングすることは良いことなのですが、同じように食事にもある程度は気をつかっていくべきです。

人類は摂取したものでしか体を作ることができません。

筋肉を育てるにも、材料無くしてはあり得ないです。

もちろん筋トレ歴の浅い人ほど、雑にしていても筋肥大らしきことは起こります。

しかし一定値を越えた人が食事を疎かにしていると、筋トレの効率が非常に悪くなります。

部活生や初心者が初期に陥りやすいことなのですが、食事もトレーニングの一環と思ってある程度のコントロールはしましょう。

まとめ

運動は過大評価され、食事は過小評価されているという話でした。

You are what you eat(あなたは食べたものでできている)と言われます。

目的に即して、運動と食事をこなしていきましょう。

とはいえ、これは合理的な最適解を示唆しているだけであって、それが個々人の最善であるかはまた別の話になってきます。

ライフスタイルや人生の価値観によっても、どの程度の熱で取り組むかは変わってくるでしょう。

結局は、自分のとって継続しやすいかどうかが重要です。


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