筋トレは運動不得意とは関係ない説


エビデンスベースではなく、ただの雑記です。
タイトルの通り、筋トレや筋肥大などに於いて、過去の運動歴で得意であったか不得意であったかはあまり関係ないと捉えています。
当ジムトレーナーの首藤、保健体育の高校教諭免許も保有していますが、実は体育が得意な方ではありませんでした。
というか実はスポーツ全般がそんなに得意というわけではないです。

(何言ってんだ、こいつ?)
今のフィジカルから苦手とは思われにくいのですが、とりわけ学校体育との相性は非常に悪かったのです。
学校体育では球技や持久走などが行われますが、球技も不得意で持久力もない子どもでした。
「もやしっ子」と言われて、体の線も非常に細かったです。
体質はいわゆるハードゲイナー(肉が付きにくい)寄りでした。
筋肥大に於いても、遺伝的限界から見てあまり有利な方ではありませんでした。
それがボディコンテストの全国大会に出たりするのだから、分からないものです。
筋トレは誰でもできる
球技ができなくても、持久力がなくても、筋トレには別に関係がありません。
ウェイトは予想外の動きはしませんし、持久力は必要な要件ではありません。
テクニック面でも、単調な動作を繰り返し行うだけなので、複雑なスキルトレーニングを必要とはしません。
非常にシンプルです。
体力レベルが低かろうが、それに合った負荷を調整すればいいだけです。
怪我をしていたとしても、代わりになる種目や手法がたくさんあります。
老若男女、あらゆるニーズに応えられるのが筋トレです。
運動が苦手でも成長する
上記のように、運動の得意・不得意は筋トレにはあまり関係がありません。
クライアントの中には、運動が苦手と自認していたのに、筋トレを始めてドップリハマってしまったという方もいます。
どんな人でも成長していくことができるのが筋トレです。
また誰かとの比較でもなく、自身の成長を数字でも見られるのも筋トレの良さでしょう。
競技でやるとちょっと話が別
しかし競技性を求めて突き詰めていくと、話が変わってきます。
骨格や体質、筋力や筋肥大の遺伝的限界というものは確かに存在します。
他人と競争して順位が付く競技では、遺伝の差は努力の差以上に影響を与えてくるでしょう。
それはどんなスポーツでも起こり得ることです。
とりわけ長い期間の努力が要求されるボディコンテストで、敗因を自身の「努力不足」と思い込むと、確実に病みます。
フィットネスとは、あなたにとって「ちょうどいい」状態を示す言葉です。
本来、誰かと比べる必要も、誰かに勝つ必要もありはしません。
コンテストに挑戦するなら、ゆめ忘れぬように。
まとめ
運動が嫌い、はどこから来るのか。
実際、学校体育は大きく影響しているかと思います。
学校でやる体育など、非常に狭い領域の話です。
別に筋トレでなくても、運動が苦手な人にフィットネスが届けばいいなと思います。
ウォーキングでもいいんですよ。