スクワットは自信になる


少し脳筋な話をしましょう。
皆さん、スクワットは好きですか?
本気でスクワットをしたことのある多くの方は、嫌いだと思います。
ルーティンを組んでトレーニングをするようになると、多くの場合、脚トレが最も嫌な日になります。
まあ、下半身に全身の筋肉の7割が集中してるのに、それを1日で追い込むというのだから当たり前と言えば当たり前ですね。
実際スクワット単体でも相当キツいトレーニングです。
そしてキツいくせに筋肉がつく位置は下半身で、上半身に比べて見栄えしにくいです。
特に男性でボディメイク目的であれば、やらない選択肢を取る人も多いかと思います。
ボディコンテストにおけるメンズフィジークとは、元々そういうカテゴリーで新設されました。
(今のトップ層は大体脚トレやってますけど)
「心をデカくするならスクワット」と言われます。
特にボディメイク勢では、目的に照らし合わせるなら別にやらなくてもいいと、やらない理由はいくらでも出てきます。
実際やらなくてもいいです。
そんな種目から、それでも逃げなかったことが、いつかプライドになっていきます。
実際スクワットでは、他種目以上にテストステロンの分泌を向上させられます。
「心を鍛える」と言うニュアンスであれば、生理学的にも正しいと言えるかもしれません。
またトレーニング界隈で最も忌避される、上半身に対して足だけ細い「チキンレッグ」と揶揄されることもなくなります。
内分泌系の話で行くと、快楽物質の一つであるドーパミンの作用も見逃せません。
ドーパミンは、苦痛を先に味わうとレベル低下し、その後それ以上の量が分泌されると言われています。
筋トレ後に来る達成感はドーパミンの揺り戻しから来るものです。
ドーパミンに関して言えば、「先に痛みを取る」ことが大事です。
スクワット、苦しいですが逃げずに頑張りましょう!