ダンベルショルダープレスのやり方・ポイント

ダンベルを使ってのショルダープレスで、主に三角筋前部を使用します。
バーベルの方が使用重量は重く、安定性も高いです。
三角筋の走行方向に従った動作が可能なことがメリットですが、それ以上に安定性欠如による怪我のリスクが高いです。
またフィニッシュ位置では、使用するダンベルの重さの割に三角筋に負荷が乗らないので、多面的に考えて導入の優先度は高くありません。
ダンベルショルダープレスのやり方・ポイント
①スタート姿勢
基本は全てバーベルショルダープレスと同じです。
シートをセッティングしてオンザニーからダンベルを顔の横にセットします。
下手に重量が扱える種目なので、この際に怪我をしやすいです。

②フィニッシュ姿勢
常に肘の真上にダンベルがくるようにプレスしていきます。
ダンベルプレスと同じ要領で、三角形を描くような軌道をします。

同様の軌道で顔の横にダンベルを戻し、動作を繰り返していきます。

ダンベルショルダープレスの注意点
特別な要求がなければ、導入しなくていい種目です。
肩関節はその広い可動域の代償として、人体で最も安定性の低い関節となっています。
怪我をすると受傷は複合的になり厄介極まりない上、上半身のトレーニング全般に影響を及ぼします。
スミスマシンやショルダープレスマシンがあるのであれば、そちらを利用することをオススメします。重量を扱いたいのであれば、それこそバーベルでの実施をオススメします。