体幹が強いと、見た目はどうなるのか?

よくスポーツ業界では体幹が強いことが絶対的に正しいと思われています。
実際にスポーツにおいては正しいです。
フィットネスクラブでも、強い体幹をオーダーされる方がいらっしゃいます。
しかしそれは本当に、望んでいる結果なのでしょうか。
スポーツ選手は寸胴
解剖学的な意味での体幹とは定義が異なるのですが、イメージしやすいようにここでは体幹=腹部周りということにしておきます。
一般的にスポーツ選手の体幹部は太くなっています。
それはもちろん、体幹をしっかりと強化した結果です。
体幹強化も筋トレですから、鍛えれば筋発達して太くもなります。
スポーツ選手はしっかりと体幹を鍛えていますから、くびれを無くした寸胴体系になることが多いです。

コンテスト系選手はくびれる
ボディビルをはじめとしたコンテスト系選手のウエストは、多くの場合くびれています。
ウエストは引き締まっている方が良いとされているので、コンテスターの多くは「捻る」トレーニングを行いません。
そこに短縮性の負荷を加えてしまうと、ウエスト周りが筋発達してしまい、限界まで減量しても太さが残ってしまうからです。
せいぜいアイソメトリック系の負荷がフリーウェイトで乗るくらいです。
なのでコンテスト系の筋肉は、使えないっちゃ使えないし、体幹は弱いっちゃ弱いです。
まとめ
体幹部に機能性を求めるなら寸胴になりましょう。
審美性を求めるなら、弱さを受け入れましょう。