インクラインダンベルカールのやり方・ポイント

上腕二頭筋を鍛える種目の中でも、ストレッチポジションに負荷をかけられる種目です。
上腕二頭筋の起始はいずれも肩付近に付着しており、インクラインダンベルカールのスタート位置でよく伸びます。
伸張性収縮でのトレーニングになるので、筋肥大にも効果的と考えられます。
インクラインダンベルカールのやり方・ポイント
シート設定
シート角度は30~45°に設定します。
巻き型・猫背などで胸部の柔軟性が不足している方は、45°程度がやりやすいかと思います。
座面側も浅めに角度をつけておきます。

スタート位置
足は閉じてベンチに乗せ、シートには胸を張らずに座ります。
重力に任せて腕をおろし、肘は少し緩めておきます。
ダンベル角度は45°程度を基準に、自然に保持しておきましょう。

動作
肘関節を軸に屈曲動作をします。

ゆっくりと力こぶへのストレッチ負荷を感じながらダンベルを下ろしていきます。
下ろしの動作と切り返しでの負荷が非常に重要な種目です。

まとめ
あまり重たいダンベルを扱える種目ではありません。
最初の2,3回目くらいまでは負荷を感じにくいこともあります。
丁寧に動作して的確に上腕二頭筋を使用しましょう。