ルーマニアンデッドリフトのやり方・ポイント

ハムストリング全体に負荷をかけられる種目です。
ハムストリングはスクワットではあまり発達が見込めないので、合わせて実践することをオススメします。
実施の前提条件として、通常のデッドリフトを習得しておく必要があります。
ルーマニアンデッドリフトのやり方・ポイント
①通常通りにデッドリフトをセッティングする
デッドリフトを引き上げた状態からスタートします。

②膝を軽く曲げたまま、ヒップヒンジで上体を倒していく
この時、体が曲がらないように、膝を曲げすぎないようにします。
デッドリフトと異なり、バーベルは体から離れても構いません。

③切り返してトップポジションへ戻す
太ももの裏側にストレッチがかかっていくので、限界が来たら切り返しましょう。
膝や体幹が曲がりそうになる直前くらいで切り返します。
限界は個人の柔軟性にもよりますので、よく見極めましょう。
ADVANCED ルーマニアンデッドリフト
デッドリフトセット時の足幅を身長の25%にし、つま先は真っ直ぐに揃えて実施します。

この方法では、ハムストリング4筋が強く賦活することが分かっており、筋肥大効果が期待できます。
あくまで賦活していることが分かって筋肥大が期待できるだけであり、まだ可能性の域を出ておりません。

明確な長期的効果はこれからの研究にご期待ください。