国際ボディビル連盟 IFBB

国際ボディビル団体IFBB

海外まで目を向けるとボディビル団体は数えきれないほどありますが、その中でも最も古く権威のある団体がIFBBです。

団体というか国際競技連盟であり、日本国内での動きはほとんどありません。

IFBBは2017年に分裂し、IFBBとIFBBプロになりました。

これにより国内ではJBBFが影響を受け、FWJが台頭してくることになります。

国内団体についてはこちらから

IFBB ( International Bodybuilding and Fitness Federation )

IFBBの母体組織であり、現在はアマチュア部門です。

元々IFBB創設者には、ボディビルをオリンピック競技まで押し上げたいという思いがありました。

もちろんオリンピック競技であればドーピングは認められません。

IFBBは2005年に世界アンチ・ドーピング機関が定める規定を採用し、プロ部門とアマチュア部門を

切り離すことにしました。

創設者の理念を正当に継承したスポーツ団体としては、こちらが主流と言えるのかもしれません。

HPをご覧になれば分かりますが、五輪のマークやアンチドーピングのマークが各所にあります。

本拠地はスペインで、現在ヨーロッパで主に活動してるようです。

IFBB Elite Pro

IFBBはプロ部門を切り離したことで、プロリーグを所有していませんでした。

ナチュラルアスリートのためのプロ部門ということで、エリートプロというリーグが設立されました。

新設されたものとあって、所属選手やリーグそのものの知名度は低いです。

日本国内から参加を目指す場合、JBBFで勝ち抜いていくことになります。

ただしJBBFから進んでいく道のりは、細く、しかも不透明となっております。

IFBBプロ

元々一つだったIFBBのプロリーグ部門が母体になります。

2017年の分裂以前に、2005年時点でプロフェッショナルリーグとして分離していました。

世界的に有名なボディビルダーやフィジーカーはほとんどこちらの所属です。

「オリンピア」というボディビルで世界最高峰に当たる大会を主催しているのもこちら。

興行・ショーとしてのボディビルに主眼を置いており、ステロイドなどドーピングは黙認されます。

所属選手やボディビル普及への貢献度などを考えると、こちらがIFBBの主流と言えるかもしれません。

本拠地はアメリカにあります。

日本国内から参加を目指す場合、FWJで勝ち抜いていく必要があります。

ロードマップがしっかりしており、日本から世界へ進出していく方法が非常に明確です。

国際的なボディビルの位置付け

ボディビルはスポーツ競技なのか? は人によって回答が異なると思います。

ボディビルにはもちろん競技性もありますが、同時にショーとしての面も強くあります。

興行として筋肉ショーを展開して、発展してきた文化でもあります。

世界にボディビルを広めたと言っても良いアーノルド・シュワルツェネッガーも、オリンピアでの活躍が有名ですし、彼もステロイドを使用していました。

判定もフィギュアスケートや器械体操のようになんとか体系化した基準があるわけではなく、いまだ持って割と曖昧な人間による判定です。

スポーツとしてオリンピック競技に昇華するには、非常に道のりは険しいと言えるでしょう。


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