熱中症対策

熱中症のリスクを避ける対策は大別して3つあります。
それぞれを理解して熱中症にならないよう対策していきましょう。
①暑熱順化
暑い時期になる前に、身体を暑さに慣れせさていきましょう。
具体的には、温度の高めな湯船に浸かったり、サウナを利用する方法が効果的です。
空調の効いた快適な部屋でずっと働いているオフィスワーカーの方などが、急に高温化に出て体調を崩すことは多々あります。
まずはある程度、身体を暑さに慣れさせていくようにしましょう。
②外部冷却
保冷剤や冷却ファンなどを活用して、外部から体温を下げましょう。
メジャーな方法ではあるのですが、残念ながら冷却できるのは体表部だけで、深部温度まで下げることができません。
首や脇などの血管が多い箇所を冷却することで、血液の熱を下げることができ、全身が効果的に冷やせます。
③内部冷却
冷たいものの摂取などで、身体の内部から冷却をしましょう。
実は非常に効果的な方法で、内部から冷やした方が篭った熱は除去しやすいです。
アイススラリーなど、シャーベット上の熱中症対策ドリンクも販売されています。
デメリットとしては体内に摂取する形になるので、大量には摂り入れられない点です。
運動中に冷えた飲み物を飲みすぎて、水腹になってパフォーマンス低下した方も多いと思います。
効果は高いですが、運動中には程度を弁えて行うべきでしょう。
休憩中やハーフタイムなどで戦略的に摂り入れていきましょう。
まとめ
スポーツ選手でなくても、上記の熱中症対策は効果的です。
ただし内部冷却のためにアイスクリームを食べるのは、少しだけ考えてからにしましょう。
冷却効果はあるでしょうが、汗で喪失した水分や電解質の補給にはならないですし、ダイエット中であればカロリーも加算されます。
おすすめはICE BOXなどの「氷菓」に分類されるものです。
まあ、無難にスポーツドリンクやアイススラリーの摂取でいいと思います。