腸内フローラが食指を決める

腸脳相関というものがあり、腸内環境は思考にも影響を与えると言われています。
そのため、腸は第二の脳とも呼ばれることがあります。
ダイエットをしている時など、どうしても嗜好品が食べたくなるのは、腸内環境の影響があるかもしれません。
腸内フローラは自分で育てている
腸内フローラ(腸内細菌)は、摂取した食べ物に合わせて増殖していきます。
つまり今まで食べていたものを好む腸内細菌の影響で、どうしても食べたいという感情が想起されている可能性があります。
アメリカの研究で、肛門から消毒液を入れて腸内フローラを滅菌したのち、肉のみを食べさせるグループと野菜のみを食べさせるグループに分けた調査があります。1
介入後、自由に食事を選べるようになっても、肉のみのグループは肉を欲し、野菜のみのグループは野菜を欲するようになったとのこと。
ダイエットは最初が肝心
流石に腸内滅菌をすることはできません。
しかし腸内細菌が食指を決めているのであれば、しばらく食材を固定して食べ続ければ、それ以外はの食材は欲しくなくなるようになっていきます。
ダイエットにおいても、食べたくて心理的に苦しいのは最初の2週間程度だったりします。
この2週間程度の腸内フローラ適応を乗り越えれば、日常的に摂取していた嗜好品などに対する欲求は抑え込めると見込めます。
せっかくなので、同時に腸内環境のためにも、野菜や発酵食品で良質な腸内細菌を育てておくことも推奨すします。
ダイエット、とりあえず最初の2週間を頑張りましょう。
- Not found. 探しきれませんでした。 ↩︎